都内一人暮らしの生活費の相場と内訳
一人暮らしをする場合の生活費が具体的にいくらかかるかをまとめました。統計で見る日本「1世帯当たり1か月間の収入と支出」によるデータでは、単身世帯の生活費は下記となっています。
項目 | 費用 |
食料 | 3万8,195円 |
水道光熱費 | 1万1,799円 |
家具・家事用品 | 5,719円 |
洋服 | 4,672円 |
保険医療 | 7,650円 |
通信費 | 6,958円 |
交通 | 2,972円 |
教育・娯楽 | 1万7,210円 |
交際費・その他支出(美容室など) | 3万345円 |
合計 | 12万5,520円 |
この生活費に家賃や税金などがプラスされるので、20万円前後の支出になる可能性が高いです。自動車を持っている場合や外食が多い場合はさらに費用がかかります。
上記の表はあくまで統計の結果なので、自分の支出に合わせて、部屋選びをしないといけません。また、毎月どれくらい貯金したいのかも含めて、検討しておくといいでしょう。
「大学生」「社会人」の収支の具体例
大学生と社会人の収支の例を先ほど挙げた支出の表を踏まえながら、紹介します。
大学生の収支の具体例
大学生の収入の具体例を表にまとめました。大学生の収支は基本的にアルバイトと仕送りに分かれます。
収入 | 金額 |
アルバイト | 15万円 |
仕送り | 10万円 |
収入合計 | 25万円 |
アルバイトはどれくらいシフトに入るかによりますが、10万円〜15万円程度になるでしょう。仕送り費用にもそれぞれ個人差があります。
一方、支出は下記です。
項目 | 金額 |
家賃 | 6万円 |
生活費 | 12万5,520円 |
合計支出 | 18万5,520円 |
交際費や外食を減らすなどすれば、支出を節約できますが、アルバイト代だけで賄うのはそう簡単ではありません。
生活費を節約したり、家賃の低い家を選んだりすると金銭的に余裕が生まれます。
社会人の収支の具体例
社会人の収入は給料になりますが、手取りはそれほど多くありません。社会人の収入金額を下記の表にまとめました。
収入 | 金額 |
給料 | 21万200円 |
手取り | 約17万円 |
収入合計 | 約17万円 |
厚生労働省の資料によると、令和元年大学卒の初任給は21万200円となっています。そこから厚生年金保険料や雇用保険料などが差し引かれるので、手取り額は約17万円です。
一方、社会人の支出は下記です。
項目 | 金額 |
家賃 | 6万円 |
生活費 | 12万5,520円 |
合計支出 | 18万5,520円 |
大学生と同じ支出にしていますが、社会人になると交際費が上がる可能性があります。支出は20万円程度を目安にしておくといいでしょう。
注意しないといけない点は仕送りがない場合、大学生時代よりも収支のバランスが悪くなる可能性がある点です。統計上は手取りが20万円以下になるケースが多いので、社会人になった時に、支出が大きくなりすぎないようにしましょう。
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