一人暮らしのお金の管理方法を少し変えるだけで、毎月の支出を節約できます。
家計改善は大変なように思えますが、家計簿アプリを使った支出管理の方法やクレジットカードを上手に活用したポイント還元で、家計は改善可能です。
この記事では、一人暮らしで固定費を節約する方法を貯蓄率や年代別の貯蓄額に触れながら紹介します。
年代別の平均貯蓄額と給料に対する貯蓄率
年代別の貯蓄額と給料に対する貯蓄率を紹介します。平均額が全てではありませんが、平均額以上に貯蓄できているかどうかは1つの基準です。
年代別単身世帯貯金額
年代 | 貯蓄額平均 |
20代 | 113万円 |
30代 | 327万円 |
40代 | 666万円 |
50代 | 924万円 |
出典:「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査](2020年)
単身世帯の貯蓄額は年代が上がるごとに平均額が増え、20代は年間113万円となっています。平均から考えると、1ヶ月10万円貯蓄できれば、平均を上回る計算です。
ただ、平均値よりも大事なのは自分の生活に見合った金額を貯蓄できることなので、平均額に左右されず、毎月の目標を決めましょう。
年代別の給料に対する貯蓄率
年代別の年収や年間貯金額のデータを使って、貯蓄率を算出しました。
年代 | 平均年収 | 年間貯金額 | 貯蓄率 |
20代 | 341万円 | 78万円 | 22.9% |
30代 | 437万円 | 117.6万円 | 26.9% |
40代 | 502万円 | 93.6万円 | 18.6% |
50代 | 613万円 | 91.2万円 | 14.9% |
※ 出典:doda平均年収ランキング、Job総研2022年貯金実態調査
20代〜30代はおおよそ20%ほどの貯蓄率となっていて、40代以降は20%以下という数字になりました。
おおよその数字なので、判断が難しいですが、貯蓄率20%は1つの基準になると言えそうです。
支出や固定費を削減して、貯金を増やす方法
収入から貯金と固定費を引いた金額が実際に使えるお金となるので、固定費の削減はとても重要です。ここでは、固定費を削減して、貯金を増やす方法を紹介します。
スマホ料金を見直す
今は格安スマホや大手キャリアでも安いプランが登場しているので、スマホ料金を見直してみましょう。プランを切り替えるだけで、固定費が大きく削減されるケースがあります。
毎月の通信費を月々1,000円程度に抑えられるケースもあり、毎月の貯蓄率アップにつながります。スマホのプランを切り替えた経験がない方は一度プランを変えてみてください。
支出を正確に管理する
毎月の支出を正確に把握して、支出を改善するのも固定費を削減する1つの方法です。レシートで支出を管理する方法もありますが、今は家計簿アプリがあります。
レジットカードと紐付けるだけで、簡単に家計管理ができるので、とても便利です。では、ここからは家計簿アプリで支出を管理する具体的な方法を紹介します。
クレジットカードや家計簿アプリでポイントをもらいつつ支出を管理する3ステップ
クレジットカード家計簿アプリを使うと支出を一括管理できます。レシートを集めたりする必要がないので、とても便利になりますし、ポイントも獲得できます。
ここでは、支出を管理する方法を3ステップで解説します。
還元率の高いクレジットカードを作成する
支出管理はクレジットカード作成からスタートです。還元率の高いクレジットカードを作ると、ポイントが多く貯まるので、還元率を調べてからクレジットカードを作りましょう。
また、クレジットカード作成時にキャッシュバックキャンペーンが付属しているカードもありますので、入会時の特典も確認しておくのがおすすめです。
よく使うお店はどこなのか、還元率を最も高くできる組み合わせは何なのかをリサーチして、クレジットカードを作りましょう。
クレジットカードとマネーフォワードMEを紐付ける
クレジットカードを作ったら、マネーフォワードMEと紐付けましょう。紐付けは簡単で、マネーフォワードMEをスマホにインストールした後に、アプリからクレジットカードを登録するだけです。
登録してからクレジットカードで支払いをすると、支払い記録がマネーフォワードMEに記録されます。何日にいくら使ったかが全て把握できるので、レシートを管理する必要はありません。
面倒な作業がなくなるので、支出管理する上では必ず活用しておきたいアプリです。
購入履歴とポイント獲得履歴を確認する
アプリとクレジットカードの紐付けが完了した後は、購入履歴を定期的に確認しましょう。どんな支出が多いのか、ポイントはきちんと獲得できているのかを定期的に確認して、支出を改善します。
また、ポイントが反映されているかを定期的に確認しておく必要もあり、まれに、ポイントが反映されないこともあります。月に1回など頻度を決めて、ポイント獲得履歴を確認するようにしましょう。
まとめ
お金の管理は家計簿アプリをクレジットカードと紐付けると簡単です。レシートを保管する手間がなくなりますし、ポイントも貯まりやすくなります。
家計管理で節約したお金をiDeCoやつみたてNISAに回せば、老後資金不足への対策になりますので、固定費を削減したい方は、この記事の固定費削減方法に挑戦してみてください。
コメント